薬剤師転職、面接を成功させるコツ!

薬剤師転職-面接での重要ポイント

面接の際に大切なことは何だと思いますか?勿論、転職するにはスキルなど経験値も重要視されますが、他に重要視されることがあります。それは、コミュニケーション能力です。確かに、薬剤師の資格を持っていると転職に有利であることは間違いありませんが、6年制の新卒薬剤師が出てきたこと、登録販売士制度がスタートされたこともあり、いつまでも薬剤師の売り手市場が続くとは到底考えられません。
薬剤師の転職先の利点と欠点

そうなると、年収アップも難しくなり、人気のエリアに求人殺到という現象がおこり、これまでの転職活動が一変してくる可能性も否めません。将来、転職を考えているならば、必要とされる薬剤師になるという意識改革が必要です。では、企業が必要とする薬剤師とはどういったものでしょうか?

近頃、不採用の薬剤師に多い傾向として、前述したコミュニケーション能力不足が目立ちます。例えば、挨拶がなっていない、転職の動機が不十分、将来の目標を上手く伝えることができない、患者さんへの伝達能力不足がみられるなどです。いわゆる、コミュニケーション能力が不足しているとみられ、不採用になるケースが多くなってきています。

調剤業務もオートメーション化が加速し、薬剤師の削減を視野にいれている経営者も少なくありません。経営者側としては、極端にいえば、患者さんと上手くコミュニケーションをとれる薬剤師が2名いれば十分なのです。ですから、経験値も大切ですが、コミュニケーション能力を磨く事も重要事項です。

そして、面接では必ず「転職理由」を質問されます。その回答に、職場の人間関係や待遇に対する不満を述べていては、心証はいいものではありません。職場の問題は、どこに勤めても多かれ少なかれあるものです。例え、それが本当の転職理由だとしても、別の理由に置き換えるべきです。

ネガティブな転職理由よりも、これから先の自分の成長に対するポジティブな意見をもって転職理由とすると、採用側の心証は間違いなく良くなります。

このような面接での重要なポイントや対策を模擬面接を行いアドバイスしてくれるのが、薬剤師専門の転職サイトです。一発で面接を決めるためにも、利用価値のあるサイトだと思いますよ。

私の転職-MR職から調剤薬局へ

私は、大学を卒業して、製薬会社のMR職に従事していました。仕事はやりがいのあるもので、忙しかったですが充実した毎日でした。結婚してからも、しばらくは共働きでMR職を続けていたのですが、子供ができてからは続けるのが困難になり、やむをえず退職することになりました。

しかし、薬剤師の資格は活かしたいと常々思っていたので、子育てが落ち着いたら通勤が近い調剤薬局あたりで仕事をできないかな‥と考えていました。

ただ、大卒ですぐにMR職に就いた私には、調剤経験がありません。薬剤師の資格があれば、未経験でも雇ってくれるところはあるとは聞いていても、年齢も30才半ばの私を未経験で雇用してくれる職場がみつかるのか不安でした。

とりあえず、求人情報を自分で集めて、未経験可の求人案件をピックアップしました。調剤薬局が第一希望でしたが、自宅近くでよいところがみつからず、時給のいいドラッグストアに勤めることになりました。

再就職先が見つかったのは良かったのですが、実際にドラッグストアで働いてみると、自分に合っていないと気付きました。薬剤師のスキルを身につけることは出来ましたが、コンビニと同じような環境に馴染むことができませんでした。このまま続けていても、あとあと後悔することになるかも‥という思いもあり、やはり、第一希望だった調剤薬局への転職にチャレンジすることに。

今度は、知り合いから情報を得ていた薬剤師専門の転職サイトを利用してみることにしました。知り合いが言うには、登録はネットから簡単にできるし、専門コンサルタントが担当してくれるから、安心して探せるし求人案件も豊富だということでした。

実際に登録して「なるほど‥」と納得。専門コンサルタントの方は親切丁寧に転職についてアドバイスしてくださいましたし、扱っている求人案件の量も、個人では探しきれるものではありませんでした。

そして、コンサルタントの方の紹介で、ラッキーなことに自宅から車で10分もかからない調剤薬局に転職することができました。職場の雰囲気もよく、何より薬剤師として調剤業務に徹することができるのが一番楽しいですね。

パート薬剤師のお仕事 - 転職の不安あれこれ

薬剤師というのは、国家資格なので、看護師や医師、医療技術者と同じように転職に関しては「売り手市場」といっていい時代が長く続きました。しかし、薬剤師としての求人状況も「安泰」とはいえなくなってきました。

その理由としては、元薬剤師で専業主婦だった女性たちが、この不況のもとでふたたび働き始めたということ。そして、もうひとつの理由が学校教育法の改正によって、薬科大学が4年制から6年生になったことがあげられます。

4年から6年になったということで、2年間は新しい薬剤師の供給が完全にストップしてしまいますから、多くの薬局やドラッグストアが多くの薬剤師を確保し始めました。

ということは、すでに、薬局やドラッグストアは薬剤師は十二分に足りているということであり、薬剤師としての希少価値が下がり、今まで「売り手市場」だったものが「買い手市場」の転換期を迎えたということを意味します。

また、大手の製薬メーカーでは、転職が多いベテラン薬剤師を採用するよりも、初任給が安く、一から育てるという意味で6年制を卒業した新人を採用するところも多くなっています。

専業主婦だった女性が薬剤師として働いていたけれど、結婚や出産でいったん退職、子供の手が離れたので復帰しようとしても「昔のように仕事ができるだろうか」という不安が付きまといます。

薬剤師というのは、直接人の健康に関わることですし、場合によっては人の命にもかかわってきますから、その責任の重大さとプレッシャーは不安材料のひとつにもなります。さらに、医薬の世界は、次々と新しい薬が発売されており、その状況にすぐに対応できるか不安になります。

転職することでの不安には、薬剤師としての調剤の経験が不足していることも挙げられます。前の職場が、製薬会社などの研究・開発といった仕事だった場合、同じ薬剤師でもその仕事内容は全く違ってきます。

この場合転職先に未経験者へのサポート体制がしっかりしていればいいのですが、「薬剤師なのだから調剤くらいできて当たりまえ」という固定観念から、慣れない仕事に悩む薬剤師も出てきます。

薬剤師のドラッグストアでの仕事とは?

ドラッグストアといってもいろいろあります。調剤業務を行うところもあれば、健康食品や、衛生用品、生鮮食料品、衣料品まで取りそろえているドラッグストアもあります。

薬剤師の立場から見れば、最近は店舗内に調剤室を設けて処方箋を処方する「調剤併設」のドラッグストアが増えてきています。調剤併用のドラッグストアでは、「調剤だけする」というところと「調剤とOTC(Over The Counter・一般用医薬品)の両方を販売する」という店舗があります。

ドラッグストアが全国的に広まるにつれて、やはり利潤を追求したいドラッグストア側として人件費を極力抑えたいので、調剤もOTCもやってくれる薬剤師を優先的に雇用するのもうなずけます。

首都圏の大手のドラッグストアを見てみると、薬剤師であってもOTC薬の販売がもっとも期待されています。やはり売り上げを占める率が高いためです。OTCの特徴としては、ドラッグストアに訪れたお客に対して、医薬品に関する疑問や要望、症状を聞いたうえで最も適したOTC薬を選んで、その飲み方や注意事項などを指導します。

ドラッグストアで働く薬剤師としては、調剤薬局、病院での経験があれば「違った」ものに映るかもしれません。調剤はもちろんのこと、服薬指導、さらには、掃除や品出し、レジもやれば、接客も…本当に仕事内容は多彩です。

このような接客や雑用が「嫌だ」という人にとっては苦痛でしかありませんが、人と触れ合うことやサービス精神が旺盛な人にとっては、むしろ調剤薬局などで働くよりも、老若男女いろいろなお客さんが来て、刺激があります。また、日用品や化粧品など最新の流行がわかって、楽しいという人もいます。

ドラッグストアの薬剤師の年収は、初任給でおよそ25万円~35万円くらいが目安です。この金額には調剤薬局や病院などと違って「薬剤師手当」が5万円~10万円加算されるため、初任給にしては高くなっています。

中堅・大手のドラッグストアは研修制度が整っているところが多いので、製薬会社などを早期定年退職した人のセカンドキャリアとしても人気があります。